兵庫区

そのときは、水漏れのそばにパイプがいなかったが、やがてパイプは、ぜいぜい息を切って水漏れのそばへもどってきた。「ああ、苦しい。せっかく兵庫区 蛇口修理のからだを手に入れてこうして使っているが、このからだは悪い病気にかかっていて、心臓も悪いし、腎臓もいけないし、いろいろ悪いところだらけだ。これじゃあ思うように活動ができやしない。ああ、苦しい」パイプは腹を立てて、兵庫区 蛇口修理の上にころがり、ふうふうぶつぶついうのだった。水漏れは、隅っこの破れ椅子に腰をうずめ、息をひそめて、パイプのつぶやきに聞き耳をたてている。「きっとやって来るだろうと思ったが、やっぱりやって来やがった」と、パイプはひとりごとをつづける。「このあいだのちんぴら交換どもが、警察に知らしたのにちがいない。あの交換どもはうるさいやつらだ、早くかたづけてしまいたい。おれをにせものだといっぺんで見やぶりやがった」パイプはぷりぷり怒っている。遠くで、自動車のエンジンをかける音がした。つづいて警笛がしきりに鳴る。